稽古の流れ

初めてのお稽古

日本舞踊の稽古を初めて始めるのに「どんな流れになっているのでしょうか?」「どんなことを気をつければいいのでしょうか?」などちょっと不安があるでしょう。ここでは玉川本部稽古場(名取稽古場)を例に全体の流れを解説していきます。
とは言ってもあまり気負わずに来ていただければ大丈夫です・・・。

 稽古場 

 

玉川流本部稽古場前に到着しました。 

 

入り口は木製の引き戸になっています「玉川」という表札があります。

 

引き戸を開けて中に入ります。モデルは玉川扇千代(女優)さんです。 

 

 

入りましたらしっかりと引き戸は閉めましょう。

 

玄関はこのような感じです。

 

 

 

玄関の引き戸をゆっくりと開けます。

 

この時に元気な声で「おはようございます」と声をかけながら中に入ります。

 稽古場内部

 

 

中に入りましたら履物を脱いで玄関を上がります。

 

履物を揃えることを忘れずに。 

 

稽古場は2階になっています。この時1階に先生方がいらっしゃるようであれば挨拶をしてから2階に上がっていきます。

2階稽古場

 

 

2階には着替えをする控え室がありそこで着替えを終えてから稽古場に引き戸を開けて中に入ります。

 まず部屋に入る前に一礼してから入り、目上の先生方から「よろしくお願いいたします。」と礼をして舞台にも同じく一礼してから入ります。この時扇子を自分の前に置いて礼をします。

 

 舞台センターに立ち踊りに入る準備をします。

 

前回まで教えて頂いたところまで踊ります。

 

 

前回までの振りを踊り終えたら、その先の振りのレクチャーを受けます。

 

先生からの細かい指導が続きます。

 

 

終わりましたら舞台から降りる時に舞台に向かって一礼、先生方に「ありがとうございました」とそれぞれ一礼をして終わります。

一服

 

ちょっと一服です・・・・。

 

 

弟子達を待つ間先生方は振りの確認を小寿々先生から受けています。

 

 

こちらは玉川寿扇師範。

 

 

 こちらは三代目玉川小雪師範。

 

そして玉川扇千代さんと同期の玉川扇女(女優)さん。

入門編

 通常本部は名取以上の稽古が中心です。

 

 どうやら新人たちがやって来たようです・・・。

 

今日は男子2名女子1名の入門です。全くの初めてなので小寿々先生はじめ諸先生方から着付をしてもらいます。

 

 

帯の結びかたもはじめはとても難しく感じます。

 

女子の帯締め結びも大変ですね。

 

ようやく準備が整いました。 

礼に始まる

 

 

扇子を自分の前に置いてから

 

一礼、ちょっとぎこちないのは御勘弁ください。

 

 

舞台で全員で指導を受けます。(団体稽古)

 

 

初めての日舞は緊張しますが、みんなで一緒に踊っていると段々と楽しくなって来ます。 

 

男子もだんだんとその気になって来ました。

 

最初は恥ずかしそうだったですがそれなりに・・・。

 

こちらはお手本の寿扇さんと小雪師範。

 

玉川扇弥!

 

 

玉川扇女・名取になると立ち振る舞いがとても様になって来ます。

礼に終わる

 

最後はもちろん一礼にて終わります。「ありがとうございました。」

 

稽古が終わってから広間でみんなでお茶を飲みながら楽しい会話も弾みます・・・。

 

 

全てが礼にはじまり、礼に終わります。日本人として心の豊かさと感謝の気持ちを忘れないように・・・。そして日々精進していくことが玉川流の考える人物像です。

受講の流れ


 
まずはメールファームよりご連絡ください。何か質問がある場合もこちらで結構です。
日本舞踊は古来より日本の庶民文化として成り立ってきた伝統芸能です老若男女どなたでもいつでも始めることができます。思った時がその時と申します。思っているだけでは前には進みません行動あるのみです。皆さんの行動が皆さんの人生を変えていきます。方法論はたくさんありますが、まずはその池の中に飛び込んで泳いでみることをしてみませんか?
では皆さんのご連絡お待ち申し上げております。
 
玉川小寿々
教室の日々を綴る

お稽古 日誌

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