玉川大輔:真田広之

子役を経て、いずれ本格的に俳優を目指そうという時期に、玉川流と出会いました。
同時期にアクションのトレーニングも始め、当初は全く別物と考えておりました。
ところが稽古を続けるうちに、多くの共通点や素晴らしい相乗効果に気付きました。
特に時代劇で役を演じる上で、着付けや所作、殺陣に至るまで日本舞踊は不可欠です。
また技術だけでは無く、稽古や訓話を通して得た、芸事に関わる者としての”志”。
それは私の精神の礎となり、今現在も活動の原動力となっております。
どこで如何なる役を演じる時にも、玉川流の精神を受け継いで参りたいと思います。
玉川流が益々発展し、お弟子さんの皆様に充実した未来が訪れますよう、心よりお祈り申し上げます。
 
真田広之 事 玉川大輔
 

真田広之:玉川大輔

5歳で劇団ひまわりに入る。中学校入学と同時に、ジャパンアクションクラブ(JAC)に入団。時を同じくして母の勧めにより日本舞踊の玉川流に入門。
1978年、映画『柳生一族の陰謀』のオーディションに合格したことで芸能活動を本格的に再開。同年、日本舞踊でも玉川流の名取となり「玉川 大輔」の名を受けた。
そして日本での数々の活躍をし、その後拠点をロサンゼルスに移してハリウッド映画に出演「ハリウッドで最も活躍しているアジア俳優」に選出される。