御挨拶

5代目家元 玉川主扇

 
みなさんはじめまして玉川流5代目家元 玉川主扇 と申します。
いままで四世家元と共に玉川流を牽引し、たくさんのお弟子さんと共に踊りを極めて参りました。踊りといえばいま中学校でダンスが必修化になりましたね。最初は決められた振りを覚えることが難しく身体が言うことを利かなくて途中でやめたい気持ちになることもあるでしょう。でも先生や友達といっしょに頑張って「カラダ」を動かしていると不思議に身体(カラダ)がついていけるようになり、そしてある時、ダンスが楽しいと思える自分になっていきます。そうなると表現することも楽しくなり、自分に自信が持てるようにもなります。自信を持つと人は魅力的になるんですよ。「何事にも自信を持って行動できるようになること。」玉川流も日本舞踊を通じて同じような考えでお弟子さんたちと共に日々の稽古を行っています。
 物事は何事も簡単にはいかない物です。四世家元も常に「習うより慣れなさい」と申しておりました。
おかげさまで玉川流は俳優を目指すたくさんの魅力的な弟子たちが集まり今日も元気に稽古をしています。
よかったらみなさんも一緒に稽古をしてみませんか?
 
玉川一門みなさんとお会いできる日を楽しみにしております。
 
 
 
 
玉川流5代目家元 玉川主扇(旧名:玉川小寿々)・・・はじめ若柳流をまなび昭和44年、4代目玉河主扇と結婚、47年2代目玉河小雪を襲名の後、昭和59年玉川小雪を改め玉川小寿々を名乗る。玉川では4台目家元と共に多くの弟子を育て上げ4代目亡き後もその意思を受け継ぎ家を守り、令和元年5月に5代目玉川主扇を襲名、後進の育成に励んでいる。

日本舞踊・玉川流・玉川小寿々

日本舞踊・玉川流・玉川小寿々約束

日舞 Q & A 

 玉川主扇

  Q.1 まったくの初心者なのですが・・・

最初は団体指導ですので、無理のなペースで稽古が進んでいきます。
講師が受講生の進み具合を見ながらペース配分を考えて指導しますので安心して受講してください。
 

 Q.2 お稽古はどのように進みますか?

まずは浴衣などのお稽古着に着替えるところからのスタートです。
しかし最初は着ることも出来ないでしょうから基本的な着付けを指導するところから始まります。そして踊りの基本の稽古に入っていきます。
 

  Q.3  お稽古で最初に必要なものはなんですか?

お稽古用の着るものとしては浴衣一式(女性ですと、浴衣、帯、足袋、腰ひも、肌襦袢、お腰、帯板)が必要ですね。
それから踊り用の舞扇子ですが扇子は貸し出しも可能ですから徐々に自分の持ち物を揃えていきましょう。
 

 Q.4 お稽古の時間はどれくらいかかりますか?

団体稽古は1時間〜1,5時間くらいです。
個人レッスンの方は進み具合にもよりますが、大体30分〜45分くらいです。
 

 Q.5 日舞とはなんなのでしょうか?

日本舞踊を略したのが日舞です。
日舞の中には、古くからある古典と言われるものと、新作や演歌などで踊る新舞踊といわれるものがありますが、玉川流では古典である歌舞伎踊りを中心に、お稽古しています。
 

 Q.6 お弟子さんは女性がだけなのでしょうか?男性のもいるのでしょうか?

もちろん女性だけでなく男性も頑張ってお稽古をしています。
日舞というと女性のお稽古ごとというイメージがありますが、男踊りと女踊りもありますので男性もしっかりカッコ良く踊ることも出来ます。
男性がピシッと和服で踊られているとても格好の良いものです。
 

Q.7 費用はどのくらいかかるのでしょうか?

基本はそれぞれのコースの月々お月謝と雑費金になります。
お勉強会や、おさらい会、舞踊会の時にはその都度、別に費用がかかりますが、参加は個人の自由ですから基本は稽古代金のみだと思っていただいて結構です。
 

Q.8 生徒さんはどのような方が多いのでしょうか?

一番多いのが俳優を目指す人たちです。
時代劇や海外作品などに出演する時に所作が必要になることから普段から体に馴染ませるように稽古を行なっている人が多いです。もちろん一般の方や学生さんもいらっしゃいます。やってみたいと思う人なら誰でもよろしいでしょう。
 

Q.9 イベントや出し物で踊ってみたい曲があるのですが振り付けをしてもらうことは出来ますか?

もちろんできますよ。玉川の稽古は古典が主ですが、古典の振りをアレンジして現代にも合う振り付けも行なっています。曲のジャンルに拘らず、ご希望のテーマに沿って振り付け考えます。詳しくは講師陣にご相談ください。
 

Q.10  お稽古場の雰囲気や教室の様子を知りたいのですか、事前に見学はできますか?

前もってお問合せいただければ見学は可能です。
お気軽にどうぞ。


玉川流 稽古特徴

楽しく・細やかに・わかりやすく

古典を基本に、基礎から名取の取得まで、丁寧に楽しく学べます。

 
玉川流では、踊りの振りを、ひとつひとつ丁寧に踊り、俗に言う「すて振り」も大事に踊ることをモットーとしており、また個人、個人の個性を生かした表現を教えている。


講師紹介

玉川流の日舞を支える講師紹介です。
講師それぞれの踊りも魅力的であり個性もそれぞれ魅力があります。
 「ひとえに風の前の塵に同じ・・・。」風のような空気感を大切に個人の個性を引き出します。
 皆さんもご一緒に自分の個性を発見する稽古に参加してみませんか!

日本舞踊・玉川流・玉川 聖
玉川 聖

本名:稲田聖子 東京都出身 「日本舞踊に興味を持つきっかけは、人それぞれだと思いますが、始めたら踊りを好きになって欲しいです。好きになれば欲が出ます。どんどんと欲を出して、踊りの世界を広げていって欲しいです。着物(衣装)に、振りや、動き、曲や歌詞に、物語にその時代背景!と興味を持ったら世界は無限です。新しい発見をいっぱいして、内面も充実させて下さい。」

玉川主税

玉川主税

玉川 主税
本名:森山 覚 愛知県出身 「近年は生活が洋式化し、着物を着ることがなくなりました。一時でも着物を着て三味線の音に合わせて踊るのもまた違う世界を体験ができ物の見方も違う視点で見る事が出来る様になるのではないでしょうか?一緒に頑張りましょう。」
日本舞踊・玉川流・玉川寿三郎
玉川寿三郎

本名:高良隆志 東京都出身 元スタントマン・俳優。真田広之・志穂美悦子と同じジャパンアクションクラブの出身。玉川主扇との出会いで日本の伝統芸能について影響を受け、日本舞踊ならびに殺陣や和太鼓など習得に勤め、奈良橋陽子主催のUPS(アップス)での指導のほか殺陣鼓道を主催して後身の育成にも勤めている。